前回はGLMとQwenのAIを使用、IPO分析の結果を共有しましたが、高品質のレポートは皆を驚かせました。
しかし同じAIなのに、なんで分析レポートの質が全く違うでしょうとの疑問をもつ方がありました。そこはPromptが原因でしょう。
AIは指示に従い動作するため、そこで明確な指示として高品質のPromptが極めて重要です。どんなPromptでも簡単に高品質の分析結果が出せるわけではないです。以前紹介したようにAIの性能はプロンプトの書き方に大きく左右されます。同じAIでも、プロンプトを少し工夫するだけで、回答の質や精度、実用性が大きく向上することがあります。詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
IPO分析Prompt詳細分析
今回はIPO分析で使用したPromptを共有の上、このPromptを例として分析します。
まずはAIの役割を明確、
あなたは熟練した株式リサーチアナリストです。
次は目的を説明、
提供された日本語のIPO目論見書を使用して、日本語で包括的なIPO分析および投資メモを作成してください。
その後は明確な条件を伝える、
回答は以下の見出しを使用して構成してください。
- エグゼクティブ・サマリー: 企業の概要、中核となるビジネスモデル、および資金調達総額の簡潔なまとめ。
- 事業・業界概要: 主要製品、ターゲット市場、競争優位性(経済的な堀)、および広範な業界の成長率。
- 財務状況・質: 過去3年間の収益成長率、EBITDAマージン、税引後利益(PAT)の動向、
自己資本利益率(ROE)/使用総資本利益率(ROCE)、負債水準、および営業キャッシュフローの分析。
会計上またはキャッシュフロー上の懸念点(レッドフラッグ)があれば強調すること。
- IPO構造と資金使途: 新株発行と売出(OFS)の内訳。
資金が成長のための設備投資や負債削減に使われるのか、
それとも単に初期投資家のエグジット(資金回収)のためなのかを評価すること。
- バリュエーションと同業他社比較: セクター平均や上場している同業他社と
比較したバリュエーション倍率(P/E、EV/EBITDA、P/Bなど)。
割高か、それとも適正価格か。
- 経営陣とガバナンス: プロモーター(創業者や主要株主)の経験、株式保有状況、
株式の担保設定、およびロックアップ期間。
彼らは「スキン・イン・ザ・ゲーム(自らの資産を投じてリスクを共有しているか)」を持っているか。
- 主なリスク: 運用、財務、または規制に関する上位3〜5つのリスクを要約すること。
- 最終判断: 分析結果によって明確に裏付けられた、客観的な投資判断
(例:「長期保有目的で申し込む」、「初値売り目的で申し込む」、「見送る」など)を提供すること。
このように

